恋活アプリ/もたらされた副産物
自慢話から始めるようで恐縮ですが、僕は行く先々でスタイル抜群のイケメンとカテゴリされるので、器量だけでどのくらいマッチングが成立するか試してみたい、そんな生半可な気持ちで複数の恋活アプリ登録に至った経験談をお伝え致します。
いや~低スペック低収入にも関わらず大勢とマッチング出来ました。
ただ、サクラ大戦(独唱)と言うべきか、面白半分で絶対課金はしないと誓ったのにマッチングが嵩んで来ると次第にハーレムとの惜別が勿体ない、僕に彼女はおらず死活問題のような強迫観念に押されひと月だけ課金をしてしまった。
試用期間中、属性不明な年上のモンスターから2通のメッセージが届いた。
まさかブサがサクラなんてやらないだろう、課金なんて冗談じゃない、シカト!
ただ、男としてのプライドを取り戻した代償としてバランス感覚を失った僕は3人目のモデル級美女との不自然なマッチングに翻弄された、しかもしばらく美女からのいいねが届くというモテ期が訪れた。
3400円も課金したうえにこちらからメッセージを送れども、ちらほら返事は来るがどれも単発で終わる。
次第にどうしてもこの娘もどうせサクラじゃねーかな?という疑念が過り、ふと我に返った。
男は地道に社会で自信つけて稼ぎながら彼女は作るという基本スタイル断固たる決意が僕には足りなかった。操作が難儀だったが課金継続も解除した、それのどこが副産物なのか?
要するにネットに僕たちの理想の女性は転がってない
生身を求めて安上がりなピ〇パブとか本当にやめてほしい。
安西先生:断固たる決意が必要なんだ。
桜木花道:俺にもやっと出来たよ…オヤジの言ってた”ダンコたる決意”ってのがよ!
なりゆきでスラムダンクの教訓、大物を釣り上げようと思ったらバスケに限ったことではないと思う。
自称風俗通のシ〇ターはチャンネル登録者数の9割が男性というから、余程のことで婚前に彼氏にしたくない男にだけはならないことです、あれだけ凄いペースで動画投稿しているのに得られたのが1割の満足ですよ。
目くそ鼻くそを笑うようですが、それ以前に風俗に嵌った旦那の正妻は不幸にしかならないと思う、不特定多数との性交渉は離婚協議にプラスに作用しない。
副産物に話を戻します、僕は出会いなんか本当にありません、だけど無いものねだりで風俗に走るようなフェイクでは無いと逆に自信が湧きました、エアジョーダンの収集が趣味なら古着屋の店員さんを口説くとか然るべき方法があり、その糸口の発見が本記事の趣旨でした。
ここからは余談ですが、ラノベ放置が如くたくさんの女を抱いたとか、それを勲章ぶらさげたみたいに勘違いしてのさばる連中もおりますが、最後に結ばれる女性は一人で充分なんだからそんなに連中を僻んでも仕方ないと僕は最近は考えるようになった。
「既に2次元の子と籍入れて式を挙げました」そんな輩も本音は生身の娘がベターだろう、障碍者でも肩の力を抜いて俗物の知恵を借りて生き抜くのだとか、そんな精神があればいつか巡り会えると思います、今は動けない、されどそれもさだめなのです。